子どもも大人も大興奮! どの生き物が強いかのバトルが繰り広げられる、元祖シミュレーション図鑑 〜エンタメ図鑑『最強王図鑑』〜

2021.4.30
子どもも大人も大興奮! どの生き物が強いかのバトルが繰り広げられる、元祖シミュレーション図鑑 〜エンタメ図鑑『最強王図鑑』〜

家族や親子の時間を、より豊かにするためのヒントを見つける「Wican FAMILY TIME」。
第27回は、子どもも大人も大興奮!驚異の売り上げ・累計120万部突破の大ベストセラーを誇る、エンタメ図鑑『最強王図鑑』シリーズの人気の秘密を探ります。

学研プラスから出ている、『最強王図鑑』シリーズ。“図鑑”といっても、生き物の種類や特徴を並べて紹介している本ではありません。
ページを開くと、どの生き物が強いかのバトルが繰り広げられる、元祖シミュレーション図鑑です。これまでは「動物」「恐竜」「昆虫」など、主に陸上に生息する種属の最強王を決定してきましたが、2月に発売となったシリーズ最新刊では、「水中」が戦いの舞台となっています。
この『最強王図鑑』シリーズの楽しみ方について、企画・編集を手がけた、株式会社学研プラスの目黒哲也さんに伺いました。

科学というよりは空想の世界!本から抜け出して想像を楽しもう

コンセプトはシンプルで、同じ種属同士、どの生き物が強いかというのを戦わせています。シリーズのどの本も、基本的に1回戦から全部で24体の選手が出場するんですけれども、トーナメントで1回戦から決勝戦まで戦って、一番強い生き物を決めるというコンセプトで作っています。
つい最近、最新の『水中最強図鑑』というものが出て、それて9冊目ですね。ほんとにシリーズの中でも1番売れてるくらい調子がいいです。
実際の動物にしろ、他のものもそうなんですけど、野生の世界で動物ってそんなに戦わないんです。狩をすることはもちろんあります。ライオンとヒグマが戦ったときに個体によってどっちが優勢とかはあるんですけど、負けそうになると基本逃げるんですね。そんなにバトルになりません。じゃあ彼らが実際に最後まで力尽きるまで戦ったらどういう結果になるかっていうのは、もうそれはもうもしかすると科学というよりは空想の世界というか、想像する楽しみかなぁと思っています。

一応、図鑑という名称がついていて、作る側としてはある種の科学的根拠をもとに考えてはいるんですけども、それ以上に、こういう動物とこういう動物が戦ったらどうなるのかと空想を楽しむというか、本から抜け出して、本以上の想像をして楽しんでもらえるとすごくいいかなと思っています。

目黒さんは生き物のこと「選手」って言っていましたね。ページを開くとまずは対戦トーナメントが登場します。それぞれの戦いの行方を追っていくことで、生き物の強さ、弱さ、体の特徴がわかるし、想像力も鍛えられそうですね。

最新刊『水中最強王図鑑』をはじめとする、最強王図鑑シリーズは、学研プラスより発売中です。
https://hon.gakken.jp/book/1020534800


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