作る、しつらう、学ぶ、の3ステップで 日本に伝わる年中行事を親子で楽しむ 〜中川政七商店「季節のしつらい便」〜

2020.12.30
作る、しつらう、学ぶ、の3ステップで 日本に伝わる年中行事を親子で楽しむ 〜中川政七商店「季節のしつらい便」〜

家族や親子の時間を、より豊かにするためのヒントを見つける「ワイキャン FAMILY TIME」。
第10回は、日本に伝わる年中行事を親子で楽しめる体験キット、中川政七商店の「季節のしつらい便」をご紹介します。

中川政七商店は、1716年、(享保元年)に奈良で創業。手績み手織りの麻織物を中心に、日本全国の工芸技術を活かしたものづくりをしている会社で、ショップはさまざまな場所にオープンしています。その中川政七商店が今年の秋から展開しているのが、「季節のしつらい便」。日本の年中行事について、ものづくりを楽しみながら学べる、シリーズもののアイテムです。 今日は、この企画・開発に携わった、中川政七商店の羽田えりなさんに、現在発売中のアイテムを紹介いただきます。

季節の行事、どうやって子どもに伝えよう・・・

季節のお飾りを作れる材料と、歳時記の由来などを解説した冊子が1箱にセットになっている商品です。このセット1つあれば、作る、しつらう、学ぶという、3ステップを楽しむことができます。
私は3歳の子供がいるんですけれども、こういった日本ならではの歳時記の行事って、何かしたいなぁとか伝えていきたいなと思っているんですが、その日を迎えると、どういう風に過ごせばいいのかわからなかったりするんですよね。そういう実体験から、親子向けの体験型キットとして企画をしました。
直近のクリスマスのキットは樅の木が描かれたタペストリーに、オーナメントが付いています。このタペストリーは注染っていう工芸技術を使っていまして、この染め方は生地が裏表染まるんです。なので壁に貼るだけじゃなくて、お部屋の間仕切りみたいな形にして使っていただけると、両面楽しんでいただくことができます。セットになっている厚紙のオーナメントには、絵を描いていただくこともできます。お手持ちの材料で工作したり、親子でオーナメントを手作りできるだけじゃなくて、インテリアの主役としても飾っていただけるんじゃないかなと思っています。

お正月キットで、オリジナルの干支飾りを作ろう!

お正月のキットは福島の民芸品の赤べこに絵付けをして、オリジナルの干支飾りが作れます。張り子は無地なので、絵の具やペンを使って、思いのままに自分が好きな絵柄の干支を作ることができます。また絵を描くのがちょっと難しい小さなお子さんだったら、例えば折り紙などでちぎり絵をしても楽しいんじゃないかなぁと思います。その年の干支を家に飾るとその動物が家を1年間守ってくれると言われているんです。そういった意味で、干支を飾るっていうのはとても意味のあることなんじゃないかなと思います。

必要なものがすべて揃っている手軽さと、デザイン性を兼ね備えているので、インテリアとの両立が悩ましかった・・・というファミリーにもオススメです。
「季節のしつらい便」は、現在発売中のクリスマス、お正月のほか、年明け以降は「節分」「桃の節句」「端午の節句」などの行事に合わせた便が、続々と発売予定!中川政七商店のオンラインショップやお近くの店舗をぜひのぞいてみてください。

「季節のしつらい便」
https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/e/ev0223/


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