考える力、行動力。自分にもできることがあるんじゃないか。 映画『小さなバイキング ビッケ』で感じてほしいこと。
「Wican FAMILY TIME」。今回は、家族の映画時間におすすめの注目作品をピックアップ。現在公開中のアニメーション映画『小さなバイキング ビッケ』をご紹介します。まずは、この作品のポイントを、映画『小さなバイキング ビッケ』宣伝ご担当の長尾怜奈(ながお・れいな)さんにお話うかがいました。
自分で考えて行動するというビッケの強さ
『小さなバイキング ビッケ』のもともと原作は、スウェーデンの作家さんが書かれている児童文学の「小さなバイキング」というシリーズです。日本では1970年代にアニメが放送されていて、のちに「ワンピース」のモチーフとなったのが、この小さなバイキングシリーズとなってるんです。
今回の映画に関しては原作とは違ってオリジナルのストーリー。全編CGアニメーションで「SING」や「ミニオンシリーズ」などのスタッフが手がけている、オリジナルの作品となっています。
ビッケはちっちゃくて、ちょっと力がなくて、行動することにみんなからはまだ早いよって言われている、ちっちゃい男の子が主人公です。でも、その子は知識だけは誰にも負けないっていう自分の中での強みをすごく持っている。そんな、ある日お母さんのイルバがなんでも黄金に変えられる刀によって黄金に変えられてしまうんですね。行動力はすごくたくましい男の子なので、大好きなお母さんを助けたいという思いで、冒険に出ます。そのなかでいろいろ大変な目にあうのですが、自分で考えて行動するというビッケの強い面などをお子さんにも感じてもらえる映画なんじゃないかなと思ってます。絵の綺麗さなども見ていただけると嬉しいです。
親目線でも観ても、子供の良いところは伸ばさなきゃなって。
番組ナビゲーターの山田玲奈さんも、いろいろと思うことがあった様子。
私も見たんですけど、ビッケは体はまだまだちょっと弱いんですけど、ものすごく知恵があるんですよ。
なのでなんでもね閃くんですね、いろんなことを。
この映画を観ると、きっと子供たちには、何か自分でもできることがあるんじゃないか、みたいなこととか、考える力を持とうみたいな気持ちになると思います。
親目線でも観ても、子供の良いところは伸ばさなきゃなって思いましたね。
子供って冒険することがもともと好きだと思うんですけど、なかなか今って冒険の旅に出るみたいな場所が減ってるなかで、本とか映画で冒険心を楽しむとか育むみたいなのもいいなって改めて思いますね。
『小さなバイキング ビッケ』
(C) 2019 Studio 100 Animation – Studio 100 Media GmbH – Belvision
10月2日(金)より全国公開
配給:イオンエンターテイメント、AMGエンタテインメント
キャスト
伊藤沙莉、三宅健太、前野智昭、和多田美咲 ほか
■監督/エリック・カズ 「Vic the Viking」(TVシリーズ)
■アニメーター/ティモ・ベルク 『SING/シング』『ペット』『怪盗グルーのミニオン大脱走』
■出演/
伊藤沙莉(ビッケ)、三宅健太(ハルバル)、前野智昭(レイフ)、和多田美咲(イルビ)、田坂浩樹(スベン)、前田雄(ウローブ)、鷲見昂大(ファクセ)、白井悠介(ゴルム)、神尾晋一郎(ウルメ)、長瀬ユウ(スノーレ)、坂田将吾(チューレ)、矢尾幸子(イルバ)、野津山幸宏(ソー)
■原題/Vic the Viking and the Magic Sword/
2019年/ドイツ、フランス、ベルギー/82分/英語/シネスコ
■クレジット/(C)2019 Studio 100 Animation – Studio 100 Media GmbH – Belvision
■配給/イオンエンターテイメント、AMGエンタテインメント
■公式サイト/vic-movie.com
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