何気ない日常をスペシャルに。家族で囲むあたたかい食卓
「Family Good(家族一緒に幸せを分かち合える瞬間)」を増やすための工夫や方法を、現役ママにインタビュー!今回は、二児の母で会社員の市原 万葉さんが大切にされている家族で食卓を囲む時間について伺いました!
家族で食卓を囲むの時間を大切にされているそうですが、そのようになったきっかけを教えてください!
新卒で入社したスタートアップ企業での教えです。当時、会社を立ち上げたばかりで毎日すごく忙しかったのですが、そんな中でも社内では「一緒に食べること」をとても大切にする文化がありました。オフィスにはキッチンがあり、一緒にお昼ごはんを作って食べる自炊文化がしっかり根付いていたんです。
忙しいからといって食事を疎かにしていると、心身の健康に悪影響であるということ、そして仲間と一緒に食事を作って食べることは絆をより強くしてチームアップに繋がるということを学びましたね。
そのため、家族ができてからは食卓を一緒に囲むことを最優先にすると決めて、できるだけ時間を合わせたり、家族みんなで料理を作ったりしています。
食事内容にこだわりはありますか?
食養料理研究家の友人から、食養生にまつわる昔から受け継がれている知恵を学びました。
四季に合わせて体の状態も変化するので、できるだけ季節の旬な食材を組み合わせや調理法を意識しながら取り入れたり、発酵食品を積極的にとるようにしています。お味噌や梅干しは昔ながらの方法で手作りしています。
簡単な作業は子どもたちと一緒にしていますが、すごく楽しんでくれていますね。
万葉さんおすすめ!親子で楽しむ季節の手仕事“味噌作り”:
・泥あそびみたいに、楽しく混ぜ混ぜ!
・子どもの手の常在菌でおいしい味噌に◎
・祖父母に子どもが作った手前味噌を贈るととっても喜ばれる
・「味噌作りキット」も販売されているので手軽にできる
家族で食卓を囲む時間を通して感じる「Family Good(家族一緒に幸せを分かち合える瞬間)」とは?
忙しい毎日を送っていると、子どもたちが食事をしている時間についつい違う家事をしたくなるんです。
でも、食事は一日の中で全員が同じことに向き合う唯一の時間。おいしいものを「おいしいね」と言い合いながら過ごす時間はすごく大切だと思うんですよね。
そのために、「作ること」の手を抜くこともあります。食事は毎日のことなので、完璧を求めすぎように。ただ、一緒に料理を作ることは、「うまくできたね」、「これはこうやって作ったんだよ」と新しい会話も生まれますし、親子の何気ない日常が特別なものになっている感覚があるのでおすすめです。
これからも家族全員で食卓を囲み、楽しい時間を重ねていきたいですね。
※2021年11月インタビュー
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