「完璧主義を手放す」自分も笑顔になれる育児とは?
「Family Good(家族一緒に幸せを分かち合える瞬間)」を増やすための工夫や方法を、現役ママにインタビュー!今回は、8歳の娘さんと、5歳双子の娘さんがいらっしゃるボンベイさんに、無理なく続けられる日常生活でのこだわりについて伺いました!
家族みんなで笑顔に過ごすために意識しているのは、まずは自分が笑顔でいること。そこで行き着いた、「理想の完璧主義を手放す」という考え方。今日は3つ、ポイントをお伝えします。
1. 戦略的に「手間抜き」を
例えば家事は電化製品を駆使したり、子どもに洗濯物を畳んでもらったりと、戦略的に手間抜きをしています。ただ手伝ってもらうだけではなく、楽しみながら取り組める工夫を心がけていますね。
例えば、食事作りを手伝ってもらうときは、ホットプレートを出して子どもに目玉焼きやホットケーキを焼いてもらうことも。「やりたい!」と思えるようなお手伝いをお願いすることで親子ともにハッピーな状態になるのでおすすめです。
2.何に対しても「最低ライン」を作る
今まで完璧主義だった私は、どんなことも「〜〜しなければいけない」と考えていました。ただそれでは、育児、家事、仕事、全てにおいて余裕が無くなってしまい、自分自身が楽しめなくなってしまったんです。
そこで考えた、何に対しても「最低ライン」を作る考え方。
最低ラインを設けることで「できなかった」ではなく、「できた」というポジティブな気持ちに変換できるようになりました。
ボンベイさん流、子育てへの「最低ライン」の取り入れ方:
・ 子どもへの「大好きだよ、おやすみ」の挨拶
→仕事が忙しくて構ってあげることができなかった日も、寝る前の「大好きだよ、おやすみ」の挨拶は欠かさない
・一食も抜かずにご飯を食べさせる
→手作りできなかったとしても、一食も欠かさずにご飯を食べさせるよう準備する
・睡眠時間だけは確保する
→睡眠時間を確保できただけで合格!ただし、特別なイベント時以外は遅くても9時までに寝るようにする。
3.何よりも親子一緒に楽しむこと!
おでかけの際には、子どもが行きたいところへ行くようにしています。一方で大人が行きたいところへ行くときは、子どもについてきてもらうのではなく、義両親のところへ預けることが多いですね。
最初はもちろん、気を遣って預けることをためらっていましたが、「孫に会える」と義両親も喜んでくれているのでありがたいです。
親子一緒に楽しむ場面と、親だけで楽しむ場面をそれぞれ作ることで、子どもと一緒にいる時間をより楽しめているように感じます。
それらを通して感じた「Family Good(家族一緒に幸せを分かち合える瞬間)」を教えてください!
「理想の完璧主義」を手放すまでは、何かしていないとサボっているように感じてしまっていました。時には手を抜いたり、誰かの力を借りることで自分に余裕ができて、自分自身が家族をより笑顔にできるようになったと感じています。
これからも自分のルールで育児を楽しんでいきたいですね。
※2022年6月インタビュー
▼ボンベイさんのSNS/書籍
@bonbei_twinslife
著書:『家事なんて適当でいい!』