今年のバレンタインチョコは、カカオ豆から作ってみる!? 工程を知ることで、知らなかった向こう側までたどり着くことができる 〜「DARI・K(ダリケー)」の「カカオ豆から手作りチョコレートキット」〜
家族や親子の時間を、より豊かにするためのヒントを見つける「Wican FAMILY TIME」。
第19回は、今日は、BEAN TO BARのチョコレートショップ「DARI・K(ダリケー)」が提案する、おうちで楽しむチョコレート作りのキットをご紹介します。
京都に本店を構える「DARI・K(ダリケー)」は、インドネシアのカカオ農家と一緒に、カカオ豆を作り育てるところから、日本でチョコレートを作るまで、すべてを手がけている、まさに、BEAN TO BARのスタイルのお店です。
お店の人気チョコレートは、「カカオが香る生チョコレート」や「カカオサンドクッキー」ですが、注目を集めているのが、「カカオ豆から手作りチョコレートキット」なんだそうです。バレンタインが近くなった今、チョコレートキットも多くみかけますが、「DARI・K」のキットは他にはなかなかない手作り体験ができます。こちらのチョコレートキットについて、DARI・K株式会社の広報ご担当、中崎 薫(なかざき・かおり)さんにうかがいました。
ほんとに生カカオ豆から手作りするので、結構な時間がかかります
「カカオ豆から手作りチョコレートキット」は、生のカカオ豆と、チョコレートのモールドと、作り方を記述したブックレットがセットになっています。ほんとに生カカオ豆から手作りをしなくちゃいけないので、6時間ぐらいかかっちゃったりします。作りたてのチョコレートを味わってほしい、カカオ豆からの作り方を知ってほしいという、食育も兼ねた商品です。
焙煎のところで、しっかりパリッと香ばしくなるまでフライパンで炒っていただくのが大切です。すごく時間がかかる工程なので、最初から力まずにフードプロセッサーなどの力を借りるといいですよ。ちょっと細かくすると、そのあとのチョコレートに至るまでの工程が、楽しんでできるのではないかと思います。
自分たちが普段食べているものの、向こう側を知る大切さ
カカオ豆は収穫されて、発酵という工程を経て、乾燥されてから日本に運ばれます。そこから洗って、焙煎機やオーブンを使います。適切に焙煎をしたら、砕いて、コンチングというチョコレートをなめらかにするためにどろっとなるまで機械を回していきます。それが普通であれば2日ぐらいかかる工程です。そこにお砂糖や乳成分などを入れて、チョコレートが出来上がっていきます。
そういう工程を、このチョコレートキットで体験できるのですが、自分たちが食べているものの向こう側にあるものを、ちょっと見て欲しいなと思っているんです。例えばこのキットだったら「チョコレートってカカオ豆?豆なの?」みたいな。ワークショップをするとびっくりされるお子さんが多いです。知ることによって興味がすごく広がる年齢でもあると思うので、食育としてはとてもいいんじゃないかなと思います。
自分たちが食べているものの向こう側を知るというのは、食育の大事なポイントですね。原料を知るだけでなく、付属のブックレットを読むことで、カカオ農家さんの現状や思いに触れることもできます。
「カカオ豆から手作りチョコレートキット」のお値段は2,000円(税抜)DARI・Kのオンラインショップ、または都内では大丸東京で取り扱い中です。
https://www.dari-k.com/
J-WAVE(81.3FM)
Wican FAMILY TIME
毎週土曜日 10:50 – 11:00
音楽、エンターテイメント、カルチャーを通じて家族や親子の時間を、より豊かにするためのヒントを見つける10分間。
https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/sp/family/