世界の名画を子どもたちが模写! 〜親子アートユニット「アーブル美術館」〜
家族や親子の時間を、より豊かにするためのヒントを見つける「Wican FAMILY TIME」。
今回は、親子アートユニット「アーブル美術館」の活動をご紹介します。
ルーブル美術館・・・ではなく、「アーブル美術館」。こちらは、アート鑑賞が趣味のお母さん・藤原晶子(ふじわら・あきこ)さんの指導のもと、二人のお子さんが、絵を描く、というユニットですが、その絵や活動がかなりユニークで、展覧会や作品集が発売されるほどになっています。
そしてこのたびその絵が発売になるということで、「アーブル美術館」館長の藤原晶子さんに、親子アートユニットとしての活動について、伺いました。
同じ絵を描いても、兄弟で仕上がりが違うというのは、自分らしさとか、自分の味
「『アーブル美術館』っていう名前の由来は、私がフランスのルーブル美術館に憧れていて、自分の名前が晶子(あきこ)って言うんですけど、それを文字ってアーブルと名付けてます。主な活動は、世界の名画を模写することです。自分たちが行った美術館で、それぞれ子供たちが気に入った作品を選んで、販売されてる画集を購入したり、ポストカードを気に入ったものを購入して、それを見ながら自宅に帰って模写をしています。もともとは自宅が美術館になったら嬉しいなっていう、私の思いから始まって、世界の名画が家にたくさんあるのを夢見て生活しています。今ちょうど活動が10年目になっていて、総作品数は、保管してるのが大体1000点です。模写する面白さっていうのは、やっぱり一生懸命描いても本物とは違う仕上がりになるところだと思ってて、子供たちは本物と似てないことをすごく気にする、本物に近づきたいっていう気持ちがあると思うんですけど、私はその仕上がった作品がすごく面白くて、むしろ本物と違うっていう所が気に入っています。同じ絵を描いても、兄弟で仕上がりが違うというのは、自分らしさとか、自分の味っていうものが出てるのかなあと思ってます」
「展覧会とか、巡回展をするときに、絵を家に飾りたいっていう声をたくさんいただいて、私自身がお家の中で飾ってるっていうのが面白かったので、それが実現できるきっかけをベルメゾンさんからいただいて。
中でも、フェルメール、クリムト、風神雷神の絵は、反応が良かったものなので、この3種類がお家でアーブル美術館をできるっていうコンセプトで、販売になります」
J-WAVE(81.3FM)
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